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カメラ選び6 Eマウント vs マイクロフォーサーズ
NEX-5ってどう?


 

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ソニーからαブランドのミラーレス一眼 NEX-5 NEX-3が発売され、そろそろ店頭にも並び始めたので、早速触ってきました。

さて、NEX-5とNEX-3ですが、まずは良く出来たカメラだなと感心します。マイクロフォーサーズ機を下回るサイズのボディーに、APS-Cサイズのセンサーを搭載し、90万画素を上回るモニターの解像度と、カタログスペックだけを見れば、マイクロフォーサーズ機は完敗と感じる状況と言えます。マイクロフォーサーズ機を選択してしまった私としては心穏やかではない状態ですが…(笑) 実際に触った感想も交えて考えをまとめてみたいと思います。

小型の素子は不利か?

ボディーサイズで今までアドバンテージの有ったマイクロフォーサーズ陣営にとって、より小型のボディーで素子のサイズが大きいとなれば、相当不利な状況と言えます。もともと、小型の素子よりも大型の素子の方がノイズが少なく暗所に強く、またダイナミックレンジも一般的に大型のセンサーの方が広いので、画質面で小型の素子が優位に立つ事は難しいのが現状です。

実際、各種レビューを見ていても、あのサイズで、この画質は羨ましいなと思えるレベルは達成しており、特に、高感度域でのノイズの少なさはさすがAPS-Cと思わされます。

ダイナミックレンジに関しては、比較的小型のセンサーで有っても高性能なものが出つつあります。最近では、小さなセンサーだから、ダイナミックレンジが狭いかと言えばそうとも言えず、むしろ、新しく開発されたセンサーの方高い性能を持つようです。このため、マイクロフォーサーズ機は、センサーサイズの割にダイナミックレンジが広く、場合によってはAPS-Cサイズを超える性能を発揮する場合も有るようです。

逆に、センサーのサイズが決定的な影響を及ぼすのは、暗所でのノイズの量です。この分野では、依然大型のセンサーが優位な状況は変わらず、マイクロフォーサーズのような小型のセンサーにとっては苦しい部分と言えます。

Eマウント陣営で一点不利な点が有るとすれば、APS-Cサイズに対応したは交換レンズは、大きなイメージサークルが必要となる事でしょう。このため、Eマウント対応のレンズは、マイクロフォーサーズ用のレンズより大きくなりやすく、実際、NEX-5用の標準のズームレンズはマイクロフォーサーズ用レンズと比べるとかなりの大きさが有ります。

当たり前では有りますが、レンズの大きさは、他のAPS-Cサイズの一眼レフ用交換レンズとさほど変わらない気がします。

レンズ交換式のカメラでは、複数本のレンズを持ち歩くため、カメラ本体のサイズとは別にレンズもかなり嵩張るものです。当面は標準ズームとパンケーキレンズしかラインナップされないようですので、あまり問題ないのかもしれませんが、ボディーと共にレンズも小型に越したことは有りません。

多様なマウントのレンズを利用できる点は同じ

現在、マイクロフォーサーズ用には多様なレンズアダプターが登場しており、35mm換算での焦点距離が2倍となってしまう点を除けば各社のレンズを使用出来るのが一つの強みと言えます。Eマウントも、18mmとマイクロフォーサーズ同様に、バックフォーカスが短いマウントなので、各社からマウントアダプターが発売される事と思われます。

マイクロフォーサーズは焦点距離が2倍となってしまので、多くの広角レンズが標準レンズ程度の焦点距離となってしまい、標準程度の焦点距離にも関わらずF値が暗く、最短撮影距離が遠い(寄れない)微妙なレンズとなってしまう点が弱点です。各社から出ている広角パンケーキレンズが軒並み中望遠レンズとなってしまうのも非常に残念です。

反面、望遠レンズについては焦点距離が2倍となるので、気軽に超望遠を楽しめるのは、マイクロフォーサーズの大きなメリットと言えます。各社から発売されている70-300mm程度のレンズでも140-600mmの超望遠ズームとして、威力を発揮出来ます。

Eマウントは、APS-Cサイズの素子となりますので、焦点距離は1.5倍となります。こちらは比較的焦点距離の変化が少ないので、広角単焦点レンズを使うのであれば、コチラのほうが有利でしょう。20mmなら30mm、35mmなら52mm程度となり、非常に扱い易い焦点距離のレンズとして利用できます。

野鳥や、距離の離れた草花を撮影るするなら、マイクロフォーサーズ。広角単焦点レンズを使うならEマウントと言えるかもしれません。

ボケ味の違い

どうも最近の風潮として、大きなボケを得られるカメラやレンズは良い機材という風潮が広がっているようですが、まず、この点に若干の間違いがあるのではないか?と思います。こういった表現には流行りが有りますので、広角で被写界深度が深いレンズが持て囃される時代もあれば、ボケ味が美しいレンズが良しとされる時代も有ります。あなたに必要とされる表現は、どのような表現なのかをもう一度考えて機材を選ぶと良いでしょう。

庭に咲く一輪の花にしか目を向けず、状態の良いものを、どこで撮ったのか分からないほど背景をボカしてしまったのでは、正直、どこへ撮影に行っても同じです。日本には、庭の背後にある山を借景として取り入れる文化が有りますが、やはり、その場の持つ状況を写し込む事も大事なのではないかと思います。

35mm換算で比較的短い焦点距離のレンズを用いて浅い被写界深度を得やすいのは大型の素子を搭載したカメラと言えます。裏返せば焦点距離の違いは出ますが、同じレンズで得られるボケの量は同じですから、望遠よりで、そのレンズを使いたいか、広角寄りで使いたいかの差ではないか?と思います。マイクロフォーサーズでより大きなボケを得たければ、APS-Cサイズのセンサーを持つカメラよりも距離を離して撮影すれば済む話です。

イメージサークルの大小

これは、マイクロフォーサーズが有利な点ですが、画面の周囲というのは周辺光量の低下や解像度の低下、口径食、コマ収差などが出やすく、レンズ設計の難しい部分と言えます。マイクロフォーサーズでは、素子のサイズが小さいので、画像中心部の狭い範囲のみを使用します。このため、画面周辺に発生しやすい悪影響をあまり受けずに済むのが長所と言えます。

結局どっち?

やはりAPS-Cサイズの素子は魅力的ですが、カメラそのものの位置づけは、かなり違うようです。マイクロフォーサーズは素子は小さいけど、マニュアル撮影重視の一眼レフの流れ、NEXは、素子は大きいけど、マニュアル撮影に関しては、そこまで重視していないインターフェイスを採用しているように思います。

NEXは大型の素子を搭載して、レンズが交換出来るコンパクトデジカメのような路線ですね。

今後、NEX-3、5の上位機種が登場した場合には分かりませんが、仕様やスペックとは別に、一眼系のカメラと性格はかなり異なるカメラと言えるかもしれません。普段使いのスナップ撮影で、ハットさせるような写真をスタイリッシュに撮影するカメラなのでしょうね。

マイクロフォーサーズ、Eマウント双方のカメラに共通する点は、パンケーキレンズ付けてもやっぱりポケットに入れるのは無理って事でしょうか…

オリンパスはポケットに入ると主張しておりますが…

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