山中越えは京都市の白川通りと滋賀県大津市を結ぶルート。ルートの途中で、大津市山中町(旧山中村)を通るため山中越えと呼ばれています。山中町の区間は山中バイパスとなっており、旧道を通らない限り、集落の中を通ることは無い。旧道入り口には、旧道を抜け道として利用する車輌に対する警告看板が立ち並び地域住民の方の苦労が伺える。
京都市内へ抜ける道路としては、山科を抜けるルートも考えられるが、慢性的に渋滞しており、京都市の北半分からの利用であれば、時間を節約できる。ただし、夜間は湖西バイパスの方がペースが速く、思ったほどの差は無い。
なお、オービスが設置されたこともあり、走り屋タイプのクルマは減りましたが、通勤などで山中越えを使用しているドライバーも相対的に速度が速く、事故を見かけることが有ります。
カーブの名前などは、私が個人的に使用しているものをつけさせていただきました。
湖西バイパスへの分岐
近江神宮または、湖西バイパスからは湖西バイパス堅田志賀方面へは右折できない。
大津側第一コーナー
ヘアピンカーブとなっており、大津側からの場合は多少の勾配もあって、それほどの速度は出ていないだろうが、京都側からだと長い下り坂なので、速度に注意したい。緩いカーブの先にカーブがあり、カーブが見えるので、油断しない限りは大丈夫。
大津側から二番目の急カーブ
実は、このカーブは事故が多い。大津側からだとホテル脇を抜けてしばらく行くと急カーブの警告標識が立ち並ぶ。このカーブは、ここまでのカーブと比べて格段にきつく、大津側からのクルマがセンターオーバーして対抗車輌と接触する事故を何度か目撃した。
宇佐山コーナー
琵琶湖霊園の脇を抜けると長い上り坂となる。だらだらと続くのぼりは小排気量のクルマには厳しい。琵琶湖側にNHKの鉄塔が見えるが、この山は宇佐山と呼ばれる山で、織田方の宇佐山城が築かれた。志賀の陣のおりには浅井・朝倉連合軍の猛攻を受けるが落城を免れた。近江神宮側から城跡へ登れるが、石垣などが残る。
馬ヶ瀬コーナー
オービス付きの急カーブですが、普通に走っている分には、オービスに引っかかる事は無いでしょう・・・走り屋の方はギャラリーコーナーと呼んでいたようですが、さすがに非常識気がします。馬ヶ瀬にはドライブインが有り、大津の夜景が見られる。馬ヶ瀬のコーナーから先は何箇所か大津の夜景を望める場所が有る。
ミツバチコーナー
側壁にカーブの名前が落書きされていた。車線上に引かれた黄色い舗装が命名理由と思われる。このコーナーを抜ければ、まもなく頂上の田の谷峠となる。京都側からだと下り最初のカーブとなるので気をつけよう。大津側の下りの方が傾斜がきついです。
田の谷峠
比叡山ドライブウエイの入り口が有る山中越え最高所。ドライブウエイ側からの合流もあるので注意したい。峠道の直線に近い下りはスピードを出さないのが鉄則。
比叡平
ここまで来ると急に団地が広がる。比叡平の団地だ。なおこのエリアにはルート唯一のコンビニサークルKがあるが、景観に配慮して、Kの字が赤では無くて黒となっている。団地から出てくる車に気をつけよう。
旧道と山中バイパスの分岐(大津側)
大津側分岐の手前にはバス停が有るので、煽ってくるクルマなどはここで道を譲れる。
山中バイパス
京都側から来ると急に道が広くなる。京都の道路事情が悪いのはお約束・・・逆に大津側から来ると京都市内に入った瞬間道が細くなるので気をつけよう。山中バイパスの区間は道幅は比較的広くスピードを出しやすいが、稀に事故を見る。しかもセンターオーバーの正面衝突や、側壁に乗り上げての横転事故など比較的大きな事故が多い。
旧道と山中バイパスの分岐(京都側)
京都側から来るとここで急に道が広がる。大津側から来ると分岐部分で道を譲れる。この先は道が細く道を譲れるポイントは殆ど無いので、煽られたりしたら、ここで譲ってしまおう。
地蔵谷バス停
京都側から来ると、路線バスが道を譲ってくれる場合がある。大津側からだと、ブラインドカーブの先にバス停が有るので日中は、ラドン温泉からの歩行者に注意。
琵琶町コーナー
京都側から最初の急カーブ。きついカーブで急勾配なので、気をつけよう。カーブは広いので、それほど難易度は高くないと思われるが、大津側からの下り車輌がセンターラインを割ってくる事が多い。
北白川仕伏町交差点
市バスの終点なので、市バスがUターンしていることがある。交通整理を行いながらなので、指示に従おう。
北白川別当交差点
白川通りとの交差点で、山名越えへの入り口。バス停の名前は別当町なのに、交差点名には町がつかない。
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