2018/6/4
山田池公園は名前の通り山田池を中心とした公園で、池の周囲に設けられた散策路が周回コースになっており、ジョギングやウオーキングを楽しんでいる人も多く見かけます。この散策路の一角に設けられているのが今回のお目当て花菖蒲園です。
花菖蒲園は関西でも珍しくは有りませんが、管理の手間なども有ってか有料の施設が多いのですが、山田池公園の花菖蒲園は無料です。また、無料ながら花の数や種類も約140種 1万株と多く、密度も高いので見応えが有ります。密度が低かったり、管理状態が悪くて密度が低いとやや寂しい印象になりがちですが、山田池公園に関しては、そういった心配は無さそうです。また、ある程度は萎れてしまった花の摘み取りも行われているので、見頃の時期に訪れれば、管理された状態で花を楽しめそうです。
花菖蒲園では複数の品種を雑多に植えている名所も有りますが、山田池公園では品種ごとに分けて植えられているので、品種ごとに違いを楽しめます。もちろん、立て札に品種名も書かれています。花菖蒲は種類も多くなかなか名前を覚えられませんが、お気に入りの品種を探してみるだけでも楽しめます。
花菖蒲園では一般的ではありますが、園内には観賞用の橋も設置されています。このため、すぐ近くから花を鑑賞できますので、花との距離感を変えながら写真を撮ったり、観察したりも出来ます。
ライトアップも行われているようなので、時期を確認して夜訪れるのも涼しくて良いかもしれませんね。
山田池公園は、足元の状態にも不安が無く、ベンチや自販機、トイレも設置されているので、安心して訪れられる名所と言えます。また、自販機が設置されていますが、設置間隔は広いので、喉が乾いて無くても早い目に飲みのを確保しておくと良いかもしれませんね。花菖蒲園の近くには自販機が設置されていました。
また、公園が広いので、駐車場やバス停から花菖蒲園まで、やや距離ある点などは注意が必要かもしれません。散策路は池を中心とした周回コースなので、回る方向など案内板で確認しておくと良いでしょう。 逆向きに回ってしまうと、思わぬ距離を歩くことになりかねません。
タイミングさえ合わせれば、密度感の有る花菖蒲を楽しめます。公園の情報などをこまめにチェックしたいですね。
菖蒲園には橋が架けられているので、すぐ手が届きそうな距離に花が咲いています。
花を撮る角度や距離など比較的選択の幅が広いので、タイミングさえベストで有れば、超望遠レンズで無くても、撮影できそうです。
花菖蒲園から少し歩けばアジサイ園も鑑賞できます。アジサイ園は規模としてそれほどでは有りませんが、初夏の花として一緒に見ておきたいですね。
山田池公園へは京阪 枚方駅などからバスが出ており、駐車場も設けられているので、アクセスの不便さはあまり感じませんが、駅からの距離は遠いので歩くのはお勧め出来ません。
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