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コスモスの名所一覧【夏・暑さ対策】デザインが熟れて来たネックファンは真夏の炎天下でも使えるのか？
ネックファンって、何となく胡散臭いイメージですが…
改めて説明の必要も無いかと思いますが、出だした頃のネックファンと言えば、首にかけるアームの先に小型の扇風機のようなファンが取り付けられた、やっつけ感のある製品主流でした。ちょっとな～と思っちゃう人も多かったのではないかと思います。
私自身も、さすがに微妙かな…と思ってた一人なのですが、2021年の夏前に家電量販店や雑貨屋さんに並び始めたネックファンは、水車のように回転するシロッコファンを搭載した製品が増え、ファンが小型化、外から見えにくい製品が増えたので、遠目にはヘッドホンぽく見える製品も出てきました。
そうこうしているうちに、小学生を中心に手持ちのハンディー扇風機を持ち歩いている姿をみかけるようになり、ますます気になり初めました。
外見はさておき、ネックファンなんて猛暑日の前には無力で、生ぬるい風に当たっても気休め程度だろうという気持ちも有ったのですが、やや興味が湧いてきたので、思い切って買ってみる事にしました。
ちなみに、購入したのは以下の機種
首の周囲全体に風を吹き出す穴が空いていて、首の側面や後ろ側にも風が当たるので快適です。形状の関係か、歩いたりすると少しズレやすいようです。
スパシス ヨガシロッコ ネイビー [2021年モデル]
首にかけるアームの先にシロッコファンを搭載し、角度を調整出来るタイプです。色のバリエーションが多いのも良いですね。
ネックファンには冷却機能が有るネッククーラーも有りますが…
最初に買ってみたのは、ペルチェ素子で首元を冷やすタイプの製品でした。風に当たっても効果は分かる程度ではないかという憶測と、ペルチェ素子でどの程度冷えるのかという興味からですが、この商品は、ペルチェ素子からの排熱が予想以上で首の周りがモワッと暖かくなって冷えているような冷えてないような相反する感じでした。
風が吹いたり、やや気温が低い条件では冷えている感じなので、ひょっとするとバイクや自転車で使ったら冷えるのかもしれませんが、歩いて使う分にはイマイチな印象でした。
というわけで、私が使う分には、冷却機能の無いファンだけの製品を探す事にしました。
冷却機能を持った製品に関しては、もうちょっと改良されて、排気の仕組みやファンの構成が変われば思わぬ変化をするかもしれないなと思える将来性には期待したいところです。
スイッチのONにした直後のヒンヤリ感はネックファンだけの機種には無い物で、冷却プレートならではのものだなっと実感します。
今回購入した中では、唯一冷却プレートを搭載したモデル。熱風の処理が上手く行けば大化けするかもしれないです。
ファンだけの製品を買ってみる！
というわけでファンだけを搭載した製品を注文してみました。早速届いた製品を試してみると風量が思ったよりも強く、中々良い感じです。結果的に風切り音やモーターの音が大きくなるので、風量を全開にして使うことは稀で、弱・中・強だと中程度の状態で使う場合が多そうでした。
初期型では、長い髪の人が髪を巻き込まれて不快とレビューに書かれているですが、この辺りは家族に髪の長い人がいないので確かめられていません。初期の製品と比べると、シロッコファンの採用などでファンの露出が控えられているので、多少緩和されているのではないかとは思いますが、試せてはいないので何とも言えないところでは有ります。
室内で使ってみるとお風呂上がりや料理中の暑さを冷やしたり、場合によってはクーラーの設定温度をやや高い目に出来たり使い方によっては便利な事が分かってきました。
また、動きの少ない筋トレや、ストレッチでも使えるので快適さやしんどさを緩和しながらトレーニング出来るのも便利です。
ネックファンを炎天下でも使ってみました！
室内でのネックファンは中々良かったので、本格的に暑くなってきた屋外でも使用してみました。さすがに、屋外でネックファンを付けてジョギングとは行きませんが、買い物や散歩時に使ってみました。
気象情報によると、気温は36～34℃程度とのこと。数日使ってみた結果、炎天下でも十分快適な事が分かってきました。
先述したとおり、風を強くしすぎるとうるさくなってしまうので、中程度の風量で2時間程度稼働。確かに、顔にヌルい風が当たっているだけとも言えるのですが、使用していない場合と比べて、汗の乾きが早いのか首周りのベトつきが格段に改善。
そのためか体温の上昇も防いでくれる印象です。
2021年は、コロナ下という事もあり、マスクをしたままでの外出を強いられていますが、散歩程度ならマスクとの併用も十分可能でした。特に、信号待ちなどで日陰に入っていると、風がなくても首周りが冷やされて、ただ日陰にいるだけではジットリ汗が出る状況でも涼感を感じられます。
正直なところ、ずっと日光が当たっている開けた場所に居続けるには少々役不足すが、真夏に日が当たり続ける場所に留まるのは危険なので、工夫して使えば比較的手軽に屋外で涼を得られるガジェットとして有用なのではないかと思います。
日傘などと組み合わせて使ってみるのもよいかもしれませんね。
また、副次的な効果ですが、メガネが曇りそうになっても、風が当たるのですぐにレンズの曇りが解消されるのも良い効果と言えそうです。
背中に風を当てるウエストファンを同時使用すると、さらに快適
ネックファン単品でも、かなり快適に過ごせるのですが、立ち止まってしばらくすると背中を汗が伝って流れる事がありやや不快でした。
そこで、腰のベルトにフックでひっかけるタイプのウエストファン併用してみました。初めは、やや威力不足かなとも思ったのですが、しばらく使っているとかなり効果が有ることに気づきました。もちろん、個人差は有るとは思いますが、ネックファンと合わせて使うと湿度が高い暑い日に外を歩いても、かなり体が楽な気がします。
もちろん、熱中症の危険など体調の管理は万全にしなければなりませんが、ちょっした買い物や、イベントごと、アウトドアなど、エアコンの利用は出来ないような場所でも、こういったバッテリー式のファンを利用すれば、かなり快適に過ごせるなと実感。
ベルトに引っ掛けるウエストファン。背中に風を当てることが出来て快適です。
ネックファンは、意外と使えるアイテムとしてお勧め
正直、どうかな？といった感じで購入してみたネックファンですが、思った以上に快適なので、今年の夏はとりあえずお世話になろうかなと思っています。今後電池の性能などが向上してきて、一般的によく使われる製品になってくれば、もっと高性能になって屋外での作業やレジャーのイメージも変化してくる気がします。
暑い間は屋内で涼むのも一つの方法ですが、運動不足を避けるためにも夕方少し日が傾いてからネックファンを組み合わせて散歩なんて方法も有るかもしれませんね。
今後改良するとすれば、やはり耳元で聞こえるモーター音や風切り音の緩和ではないかと思います。
また、かなり大容量の電池を搭載して重いめの製品も有るようですが、個人的には300gぐらいまで、出来れば200g台半ば程度までの重さが良い気がします。
という訳で、ただただ夏の暑さを我慢するのも有りかもしれませんが、暑いとかなり体力を消耗し集中力も低下してしまうので、ネックファンやウエストファンに投資してみるのも有りかなと思います。
首の周囲全体に風を吹き出す穴が空いていて、首の側面や後ろ側にも風が当たるので快適です。形状の関係か、歩いたりすると少しズレやすいようです。
スパシス ヨガシロッコ ネイビー [2021年モデル]
首にかけるアームの先にシロッコファンを搭載し、角度を調整出来るタイプです。色のバリエーションが多いのも良いですね。
今回購入した中では、唯一冷却プレートを搭載したモデル。熱風の処理が上手く行けば大化けするかもしれないです。
ベルトに引っ掛けるウエストファン。背中に風を当てることが出来て快適です。
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