2015/1/2
京都で雪景色と言えば金閣寺を思い浮かべる人も多いかと思いますが、金閣寺と対になるように東山の麓に有るのが銀閣寺です。銀閣寺は室町幕府の第八代将軍 足利義政の別荘 東山殿として1482年に造営が初められ、義政の死後は菩提を弔うために寺に改められました。世界文化遺産 古都京都の文化財の一つとして登録されています。
ちなみに、銀閣寺の正式名称は慈照寺、建物の一つ観音殿を銀閣(トップ写真の建物)、通称 銀閣寺と呼ばれています。京都の人も一般的には銀閣寺と呼んでいるように思います。
さて、有名な話ですが銀閣寺には金閣寺とは違って金箔や銀箔が貼られている訳では有りません。今更、銀箔は貼られてないのか…と思う人は少数派だとは思いますが、元は漆が塗られていたという説も有るそうです。今も銀閣は黒々としていますが、もっと光沢のある感じだったのかもしれませんね。特徴的な建物は雪景色に映えますが、銀閣は白い雪との対比が美しいです。銀閣と周囲の建物に少し距離が有って、独立しているのが良いのかもしれません。
以前、雪の金閣寺へは訪れた事が有るので、対となる銀閣寺の雪景色を抑えておきたいなと考えていました。金閣寺と銀閣寺は京都の東西の端にあるので、一緒に見るのは少し難しいのですが、やはり両方抑えておきたいところですね。金閣寺も銀閣寺は、どちらも比較的短時間で拝観出来るお寺です。周囲の観光地を事前に調べておいて、合わせて周るのが良いでしょう。幸い、どちらのお寺とも周囲には有名な観光地が多いです。雪の日にあちこち歩いて回るのは意外と大変ですが、普段よりは余裕を見てスケジュールを組むと良いでしょう。
お正月の2日なので、門にはしめ縄が付けられていました。
門の先には有名な銀閣寺垣が有ります。一面真っ白な景色も見たかった気がしますが、朝一で除雪されていました。
銀沙灘も雪化粧していました。
池と銀閣を同時に収められるポイントは意外と限られています。ベストポイントを探してみるのも面白いですね。
向きによって、銀閣の表情は変わります。イメージでは、もっと池と接している面が多い気がしますが、実は意外と少ないです。銀沙灘、向月台(富士山のような砂盛り)挟んだ銀閣。
南西側からはごく間近に銀閣を見られます。
山手の散策路からは銀閣や京都の町並みを合わせて楽しめます。銀閣を見下ろせるのはチョット意外な感じがします。
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