2010/10/12
般若寺は、飛鳥時代の629年に創建され、その後、平城京の鬼門を守るお寺として整備されました。非常に歴史のあるお寺ですが、平家の南都攻めで、伽藍を焼失しています。このため、十三重の石塔および、楼門は、鎌倉時代、本堂は江戸時代に再建されたものです。その後も、兵火や廃仏毀釈の影響を受け、時代の波に翻弄されたお寺と言えます。
関西 花の寺 17番霊場としても知られる般若寺は、コスモスの名所として有名。関西のコスモスの名所の中でも、かなり知名度が高く、この日も平日にも関わらず多くの人が訪れていました。境内は、それほど広くは有りませんが、全面にコスモスが植えられ、ところどころに置かれた石仏や石塔が庭に変化を与えてくれます。
般若寺は、国道369号線から少し入った場所に有り、国道から案内標識が有りますので、迷うことは無いでしょう。日曜祭日は多少混むかもしれませんが、駐車場も有ります。JR奈良駅や、近鉄奈良駅から青山住宅行のバスで般若寺で下車すればすぐの距離です。帰りは下りですので、奈良駅まで歩けないほどの距離では有りません。
庭は一面のコスモスです。
空がひらけているので、晴れた日がお勧めです。コスモスも晴れた日がきれいです。
鎌倉時代に再建された楼門。コスモスに彩られます。
楼門外側の道から境内を見ると、正面に十三重の石塔が見えます。楼門からは境内に入れません。門が開けられているので、境内のコスモスが見えます。
十三重の石塔。国内最大の石塔です。
ところどころに置かれた石仏とコスモスは絵になります。
石塔側からみた境内。石塔の背後に楼門が見えます。クリックすると大きな画像が開きます。
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