ホーム > ドライブトップ > お花見 桜以外 >大阪 鵜殿の葭(よし)原
2012/11/2
鵜殿の葭原は、淀川の西岸 上牧 前島に広がる60haにも及ぶ広大な葭原です。阪急 上牧駅付近から下流に向かって広がっています。鵜殿の葭原は、紀貫之の土佐日記にも登場し、古くから葭原として知られ簾などの加工品に利用されていたようです。
ちなみに、葭(よし)=葦(あし)です。
鵜殿の葭原は、淀川の土手を上牧方面から歩いていると忽然と現れました。陽光を浴びてキラキラと輝く葦の穂が一面に広がる光景には驚きます。普段、車や鉄道を使って通っているすぐ脇に、こんなに大きな葦原が広がっている事に驚かれる人も多い事でしょう。
葦原には、セイタカアワダチソウも混じっていて、全部葦やだったら素晴らしい景色だろうと思います。しかし、外来植物の侵略にもメゲずに、頑張る葦の姿に在来種の強さも感じますね。
葦原の中には、送電のための巨大な鉄塔が無造作に立っています。現代的な生活に電気は必須ですが、もう少し何とかならないのかなと思います。
鵜殿の葭原は、淀川河口から32km辺りに広がっていました。
葭原を示す石碑。鵜殿の葭原についての解説板も設置されています。背後には大きな変電所が広がっていました。
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