2010/11/25
勧修寺は、睡蓮の名所としても知られ、平安時代には池の氷の厚さによって、その年の五穀豊穣を占っていたとも言われています。また、黄門様として有名な水戸光圀が寄進した灯篭も境内に有ります。
勧修寺の庭園は大きく分けると氷室の池を中心とする池ゾーンと楓や菩提樹の植えられた紅葉ゾーンに分かれる。池の周辺はアオサギやゴイサギが魚を啄む野趣溢れる雰囲気を醸し出している。一方、紅葉ゾーンを見れば苔が敷き詰められ、飛び石が並べられている様は、全く雰囲気が違って面白い。観音堂を正面に見れば、左右で全く違った景観を楽しめる。
勧修寺の紅葉は、それほど数が多いわけでもなく、物凄い名所というほどでは無いかもしれませんが、やはり、あまり混雑しておらず、ゆっくり紅葉狩りを楽しめる点が良いです。あまり柵など設けられていない事もあって、苔の上を踏み歩いている人も多く見かけます。最低限のマナーは守るべきでしょう。
観音堂の前にはベンチが置かれていますので、気候のよい日なら、野鳥を見ながらのんびりするのも良いかもしれません。
京都市営地下鉄 東西線 小野駅から近く、駐車場もあります。交通の便は非常に良い場所に有ります。
池の畔に立つ観音堂。
勧修寺近くの川でカワセミを見かけました。勧修寺でも見られるようですよ。
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