2010/4/8
篠山と言えば、山陰道の抑え篠山城です。篠山城は、築城名手 藤堂高虎の縄張りですが、方形のプランで、凶悪に高い石垣は他の高虎のお城と共通です。最初北側から入ったときには藤堂高虎にしては何か、穏やかな感じの城だなって思ったのですが、やっぱり南側は凶悪。小さなお城にしては妙に堀の幅が広く、やっぱり、戦闘力は高そうなお城でした。
築城の名手 藤堂高虎の縄張りで、普請総奉行が池田輝政(姫路城を現在の形に大改修)って最強のタッグな感じがします。
さて、本題の桜ですが、桜の本数に関しては、それほど多い訳ではありませんが、周囲の堀にはぐるりと桜が植えられ、それなりに見ごたえが有ります。城の大きさも、大阪城や姫路城と比べれば小さなお城ですが、逆にそれほど気合を入れて見なくても見て回れるので、調度良いサイズかもしれません。
書院(政務を行う建物)が復元されています。御殿も復元されると良いのですが、資料が少なく難しいようです。書院や、御殿が残るお城は全国的にも殆どありませんので、復元とは言え貴重です。
書院内部
城の周囲は、桜に囲まれています。写真は城の南側。
篠山城と言えば、馬出しです。馬出しは門を守るように設置された防御施設。日本各地に城は多く残っていますが、馬出しが残っているの城は少ないんです。小型の郭もしくは砦って感じですね。 馬出しは東側と、南側に残っていて、東馬出しの方が整備状態が良いようです。
青山歴史村の門。武家屋敷の門をそのまま使用しています。かやぶき屋根の武家屋敷って趣が有りますね。
御徒(下級武士)の屋敷跡
武家屋敷、安間家資料館。武家屋敷の内部を見られます。
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