2009/3/31・2012/4/7・4/19・4/25
神門手前の魁。京都の桜の中でも早咲きです。
平野神社は、延暦13年(794年)平安京遷都にともない、平城京で祀られていた今木神・久度神・古開神を遷座・勧請したのに始まる京都でも由緒正しい神社。応仁の乱などで何度も焼失しているので、現在の社殿は江戸時代のもの。
御祭神は、染色・手芸・衣の神 今木神(第一殿)、 竈・台所・食事の神 久度神(第二殿)、 斉火の神 古開神(第三殿) 比売神(第四殿) と、西陣や友禅など繊維関係に縁の深い京都らしい神様や、生活に密着した神様など。
平野神社の桜は、数本ずつ違った種類が植えられているので、一斉には咲きません。京都市内では、早咲きの桜 魁を始め、緑の花を咲かせる御衣黄、象の牙を思わせる細い緑葉が特徴の普賢象や、花びらの枚数が多い突羽根などサトザクラ系も多くソメイヨシノ中心の他の名所よりも桜を楽しめる期間が長い。平野妹背、平野撫子、のように平野の名を冠した桜もあります。桜の種類によって開花時期にズレが有るので、主要な品種だけでも、3回は訪れる必要が有るでしょう。サトザクラ系の変わった桜を見るには、ソメイヨシノよりも遅い4月中旬がお勧めです。
桜の季節には露天も立ち並びお座敷が設置されるので、鑑賞中心のお花見スポットが多い京都の名所の中では違った雰囲気を楽しめます。
「衣笠校前」バス停下車、北に徒歩3分で、西大路通りに面しているので、直ぐにわかります。拝観料無料です。
陽光(2012/4/7) 魁と同じ時期に満開でした。木はやや小振り。
雪山桜(2012/4/7) ソメイヨシノと違い、花が散る前から葉が出ます。
西大路通りと反対側、鳥居の前に若干だけ駐車場があります。
出店や宴席も設けられています。
2012/4/19撮影の桜
神門前の魁桜はすっかり葉桜になっていました。
4月中旬の桜は神門内が中心です。
2012/4/25 撮影の桜
19日には、つぼみだった突羽根も開花し、鬱金や御衣黄は、花の中心が赤く色づいていました。
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