2010/4/6
名所100選で、大阪から選ばれたのは大阪城、造幣局、そして万博公園の3ヶ所。他にも有るよ!との声が聞こえてきそうですが、とりあえずは、定番お花見場所と言えます。万博会場として作られた記念公園は、千里の丘陵地帯を切り開いて作られています。このため、公園はなだらかん起伏に富み、敷地は広大です。大阪万博では、ここに、各種のパビリオンが立ち並び人々の熱気に溢れていた事を想像すると、不思議な感覚を覚えます。太陽の塔を初めとする建物やオブジェ一つ一つが巨大で、日本庭園の燈籠でさえ超大型です。公園内には、ところどころに、パビリオンが存在したことを説明する案内板も設置され、やや老朽化したモダンな建築物が、往時を偲ばせてくれます。
万博を体験した人は、記憶を頼りに、ここは、こうだったなんて話しながらお花見をするのも良いかもしれませんね。
とは言え、大阪万博をリアルタイムで体験した人と、そうでない人でジェネレーションギャップは有り、体験の無い人にとっては、当時の熱気を想像するのは、難しいかもしれません。アジアの新興国の追従を許し、エネルギーを失った日本にとって、栄光の過去を振り返って追体験するのも悪くないのではないでしょう。体験のない人も是非当時の熱気を想像してみて下さい。何か新しいアイデアが見つかるかもしれません。
駐車場やトイレも完備されていて、広い芝生もあるので、ファミリー向けの観光スポットとしてはお勧めです。さすがに、名所100選に選ばれているだけ有って、桜の数も多く、来場者の満足度も高いようです。
万博記念公園では、いつも思いますが、日陰が少なくて暑いのが難点。4月ともなると20度を超える日もあるので、調節のしやすい服装を考えていくのが良いでしょう。ピクニックシートを広げるのは、晴れた日なら、日陰が吉です。
平日でしたが、それなりの人手でした
大阪万博当時の建築物やオブジェも一部残されています
芝生のスペースは数カ所有り、面積も広い
万博公園はいくつかのゾーンに分かれていますが、日本庭園もその一つ。日本庭園にも多くの桜が植えられています。実は、日本庭園の方が自然文化園よりも人が少なく、ゆっくり出来ます。桜の密度は自然文化園の方が多いので、他の花なんかも楽しみながら、散策するのが良いでしょう。
万博公園では、スケールの大きな施設や、オブジェが多いのですが、この日本庭園もその一つ。外国の方にも分かりやすいように、2回りぐらい大きめに作ってみました…と言った感じで、若干大味です。
灯篭なんかのサイズが妙に大きい
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