2010/4/28
乙訓寺は、聖徳太子が建立したお寺とも言われ、非常に古くからこの地に有ったお寺です。長岡京造営の責任者 藤原種継暗殺事件で、嫌疑をかけられた早良親王が幽閉された場所ともされています。
乙訓寺の牡丹はなんといっても手入れが行き届いています。雨除に庭に立てられた傘が牡丹に対する愛情を物語っているようで、花の数が多いだけの名所とは違う良さが有ります。牡丹は雨や風には弱く、花びらがすぐに痛んでしまうようです。
雨よけとして立てられている傘ですが、白い番傘なのも有って、良い雰囲気にまとめられていると思います。
本堂前の庭一面が、牡丹園と成っています。
実用的な理由で立てられている傘ですが、晴れた日にも美しく、よいアイデアだと思います。名所としての良さを引き立てています。
黄色い牡丹が庭に咲き始めると、その年は終りが近いとのことです。この黄色い牡丹は、参道脇に設置された、屋根付きの牡丹園に咲いていたものです。2009年度は5/1に終わってしまったそうですが、2010年度は、もう少し行けそうとのことでした。
乙訓寺は、駐車場の数が少ないので、公共交通機関を利用するか、朝一を狙うのが良さそうです。阪急 長岡天神、西向日駅から歩けない距離では有りません。 また、2010年度は長岡天満宮近くの長岡京記念文化会館前から乙訓寺への間にシャトルバスが牡丹の季節のみ運行されています。
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