2017/11/24
学問の神様として知られる菅原道真を祀る北野天満宮は梅の名所として有名ですが、秋には紅葉も楽しめます。北野天満宮には豊臣秀吉が京都の外周に作らせた土塁 御土居が一部が保存されていますが、この御土居の周辺が紅葉苑になっています。御土居の脇には紙屋川が流れているので、この川沿いに300本ほどの紅葉が植えられ散策路になっています。
散策路は、両端で折り返せるようになっていますが、橋の本数が少ないので両岸を自由に行き出来ません。このため、概ね順路通りに回る形になります。足元に不安は有りませんが、御土居を階段で昇り降りする必要が有ることや、苑内をぐるっと一周回るとそれなりに距離も有ります。足腰に特に不安がある人は、やや注意が必要かもしれません。
川沿いの名所なためか、天気や光線の変化を受けやすくコロコロと雰囲気が変わる印象です。曇ってしまうと、やや寂しく、晴れるとギラギラした感じになります。
京都市内の紅葉の名所としては比較的規模が大きい事も有って、ある程度人が集まってもごった返さないのは良い点かもしれません。細長いもみじ苑で有りながら、高低差が有って立体感に富む景観は、山間部の寺院なら有りますが、京都の市街地では珍しい名所です。
出口付近には茶店も設置されていて、入場料にお菓子とお茶代が含まれているので忘れないようにしたいですね。お菓子を受取ったら、お茶を自由に入れてくつろぐスタイルなので、お抹茶が出てきたりはしません。
御土居の上からは、本殿周辺を見渡せます。本殿裏側の大イチョウが見事でした。
御土居の高さは思ったよりも高く、ハシゴでもないとよじ登るのは難しそうです。御土居の上を歩いて北端まで行ったら、御土居の下へ下りて、本格的に紅葉を楽しめます。
赤い橋 鶯橋の周辺は人気の記念写真ポイントなので、人を入れずに撮るのは難しいですね。
晴れている日には谷底まで燦々と日が注ぐので、目で見る分には綺麗ですが、写真に撮るには、やや難しいかもしれません。
少し曇ってくると全く違った表情になります。明るく曇った日がベストかもしれません。
この日は、よく晴れていたので日光で透けた葉が燃え上がるようでした。
三叉の楓など大きな木が多いので、見上げるような高さで紅葉している場所も有ります。
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