2014/10/25
三角の屋根が可愛い合掌造りで知られる白川郷は、1995年に世界文化遺産に登録されたこともあって、取り上げられる事も多くなった気がします。集落内を歩いていていても、海外からの旅行者も多く、様々な国の言葉が飛び交っていました。
白川郷の紅葉ですが、集落内には思ったほど紅葉する樹木が無く、周囲の景色と合わせて楽しむのが良さそうです。この日は絶好の天気でしたが、早朝には霧が出ていたので、刻一刻と変化する景色を楽しめました。霧が晴れた頃にちょうど城山展望台へ登ったのですが、茅葺きの屋根からは湯気が上がっていて幻想的な雰囲気でした。
展望台から降りてくると、今度は囲炉裏に火を入れ始める時間となり、囲炉裏から立ち上る煙の臭いが集落に広がっていました。白川郷の朝は時間ごとに、どんどん表情が変化してゆくようです。
紅葉の名所としては、集落内にもう少し紅葉する樹木が有ると良いですが、周囲の景色と合わせて楽しめば、秋の雰囲気も楽しめるでしょう。時期的にも集落内を散策するのに適度な気温でお勧めです。
集落へは東海北陸道の白川郷ICからも近く、案内標識なども完備しているので、アクセスしやすい観光スポットと言えるでしょう。山間の集落ですが、難易度の高い山道などは有りません。
朝は、集落一面が霧に覆われていて、駐車場の周りが全く見えない程でした。
早朝の集落内の散策します。
住宅の前を流れる水路には鯉のように大きなマスが活発に泳いでいました。
城山の展望台からの眺め。白山の山々が赤く染まっていました。
和田家、神田家、長瀬家の住宅を見せて頂きました。写真は神田家住宅。見学は300円でした。それぞれ、少しずつデザインが違います。神田家住宅は4階建てなのも有って、少し屋根が鋭角な気がします。他の住宅は3階建が多いようでした。
靴の脱ぎ履きが多いのと、階段は梯子のように急なので、服装や履物など動きやすい物が良さそうです。集落も結構広いので、歩きやすい靴が良いでしょう。
長瀬家住宅。大きな合掌造りです。
2~3階は格子状の床に板を渡して通路としている場合が多いので、下の階が見えます。
合掌造り民家園。合掌造りの建物を集めた野外博物館。バリエーションも見られるのでお勧めです。休日でしたが、意外とゆっくり見られました。
茅葺きの小屋。色々なタイプの物があったようです。
ネズミは、食料を食べる害獣なので、猫が飼われていたそうです。写真は猫の通りぬけ穴。
祠も茅葺きでした。
茶室も茅葺きです。
駐車場周辺のであい橋。吊り橋ではないようですが、ちょっと揺れます。この橋を渡って、合掌集落へ行きます。
休日なのもあって昼ごろには、集落から近い駐車場は満車になって、少し離れた臨時駐車場に誘導されていました。スムーズに観光するには、朝早い時間に到着するのが良さそうです。駐車料金は500円。
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