2013/4/1
明石城は、江戸時代初期の1617年にに小笠原忠真によって建てられたお城です。豊臣氏は1615年の大阪夏の陣で滅亡しているので、日本の城郭としてはかなり後半に建てられたお城と言えます。このため、見上げるような立派な石垣と、本丸の隅に設置された櫓が印象的なお城です。姫路城、篠山城、竹田城、赤穂城と同じく日本100名城に入っています。兵庫県は交通の要衝なので名城が多いですね。
さて、明石城は桜の名所100選にも選ばれている名所です。明石駅からも見える坤(ひつじさる)櫓と、巽(たつみ)櫓の石垣下や本丸にも桜が植えられていますが、こちらだけ見ると100選としては少し物足らない感じがします。
何だこの程度かと思って帰ってしまうと勿体無いです。実は明石城の桜は城の裏側に広がる剛の池周辺が中心となります。残念ながら、私が訪れた日は5分咲き程度でしたが、満開ならば100選の名に恥じない名所と言えるでしょう。
明石城はかなり広い公園ですが、色々な雰囲気を楽しめるので、半日ぐらいかけるつもりで、ゆっくり周ったほうが良いでしょう。
高い石垣を白い櫓、壁が印象的です。
JR明石駅から見た明石城。石垣の両端に櫓を設けた姿が印象的です。樹木に隠れた部分に通路が有りますが、物凄い高石垣に見えます。
石垣の下は芝生の広場となっています。
お城の裏側にある剛の池。この日は残念ながら5分咲き程度でした。満開なら、かなりのボリュームを楽しめたのではないかと思います。
本丸からの眺め(クリックすると大きな画像が開きます)。市街地の後ろには明石海峡大橋が見えます。明石城が交通の要衝を抑えた重要なお城だと実感出来ますね。
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