2011/4/12・2012/4/11
二条城は、織田信長によって、足利義昭のために建てられたものなども有りますが、現存しているのは、徳川将軍の京都での宿所として江戸時代に建てられた城です。徳川幕府第15代将軍の徳川慶喜が、大政奉還を行ったお城として有名ですが、初代家康が将軍宣下を受けてお祝いの儀式を行ったのも二条城なので、徳川幕府の最初と最後に関わったお城と言えます。
二条城は京都の街中に有るお城ですので、それ程規模では有りません。天守も早期に失われ現存しませんが、御殿が城内に現存する貴重なお城でも有ります。大政奉還が行われた部屋なども残っていますので、当時の雰囲気を偲ぶ事が出来ます。
さて、二条城の桜ですが、非常に種類が多いのが特徴です。一般的な桜の名所ではソメイヨシノ一種類で固めた場所多いのですが、二条城では普賢象などのサトザクラ系の桜や、枝垂れ桜も多く、一斉にすべての桜が開花した様子を見るのは無理ですが、長い期間桜を楽しめます。このため、市内でも比較的遅い時期まで桜を楽しめる名所と言えるでしょう。
城の周囲には、堀や塀、石垣、櫓が現存しています。石落しは幕府系の城に多い出窓タイプ。
桜の園には、サトザクラ系の品種も多く、違った雰囲気の桜も楽しめます。
本丸奥側の枝垂れ桜の並木。
本丸石垣。石垣上に咲く桜の奥の一段出っ張った部分が天守台。
枝垂れ桜やソメイヨシノは満開でしたが、まだまだ蕾を多く付けた木も見られました。
二条城では、ライトアップも行われ、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。ボリュームとしては十分ですが、ライトアップでは拝観出来る範囲が昼間より狭く、本丸などは見られません。
石垣に投影された水紋。やや、城を感じさせるライトアップが少ないのが残念です。
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