2010/4/5
玉川堤は、京都府南部に位置する井手町にあります。玉水の駅を下りてすぐに土手にたどり着くので、電車を利用してお花見をするには非常に便利な場所です。車では、国道24号線と玉川が交差しているので、簡単にたどり着けますが、土手上の道は狭く、駐車場も用意されていないようでしたので、公共交通機関を利用した方が良いでしょう。土手はよく整備されていて、ところどころに設けられた階段から川近くへ降りてお花見をすることも出来ます。迷惑にならない程度ならば、ピクニックシートを広げて、昼食を楽しむのも良いのではないでしょうか?
昭和28年8月15日に起こった集中豪雨で玉川の堤防は決壊し、井手町では大きな被害が出たようです。それを物語るように、玉川は川底が非常に高く、人と川の戦いが繰り返されてきた事を物語っています。今では、川の下をJR奈良線が通るほど川底が高くなっており、土手から下をくぐる電車が見える様子は何だか違和感を感じます。
電車の上に見える橋は水道橋のようになった玉川の土手
桜まつりが開かれ、出店も出ていました。
所々川を渡れるようになっています。
上流へ行くほど落ち着いた雰囲気に
山吹も同時に楽しめます
かわず(=蛙)は、井手の枕詞として使われるそうで、案内板などの端に蛙がいることが有ります。さり気なく、へばりついている感じが中々可愛いです。蛙塚は、そんな井手町を表現したモニュメントで、小さな公園のようになっています。特に、何か云われが有るわけでは無いようです。
平安時代の歌人で、絶世の美女 小野小町が亡くなった場所については諸説あるようですが、井手町もその一つのようです。
橘諸兄の邸宅が井手町に有ったと伝えられ、この六角形の井戸は、その名残と言われています。地元では、公の井戸と呼ばれているようです。
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