2010/4/24
ツツジの名所として、勝龍寺城を取り上げましたが、正直、ものすごい名所って訳では有りません。ツツジが主に植えられているのは城の周囲だけだからです。ただ、公園としての整備状態はよく、駐車場も用意されているので、お勧めです。
勝龍寺城は、南北朝時代の1339年に 細川頼春 が築城したとされますが、はっきりしたことは分からないようで、後に城主となった細川藤孝(幽斎)による創作であるとの説もあるようです。この城が有名なのは、もちろん細川藤孝が城主の時代。藤孝が城主の時代に城は大幅に拡張され、城の周囲には、二重の堀がめぐらされたとのこと。現在残るのは、本丸に相当する部分だけですが、外側にさらに堀がめぐらされていたようです。
細川藤孝は、その後は丹後の国 宮津城へ移ってしまったので、1571~1581年までの間だけ勝龍寺城の城主だったのですが、この期間に藤孝の息子、忠興がお玉(ガラシャ)と結婚したのもあって、クローズアップされやすい時期のようです。
明智光秀の娘である細川ガラシャが幽閉されたのは、本能寺の変が起こった1582年なので、丹後に移ってからの話です。ガラシャは、1578に結婚しているので、1581年までの3年ぐらいしか勝龍寺城にいなかったことになりますね。
勝龍寺城は新婚時代の細川忠興と、ガラシャが暮らしたとされます。
土塁が綺麗に公園化されています。城と言えば石垣のイメージですが、土塁の城も整備の仕方によっては、中々良いものです。
公園内は、庭園風に整備されています。
城の周囲は、ツツジに囲まれていて、堀、土塁と共に上手く整備されています。
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