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ホーム > デジタルカメラトップへ >SIGMA 10-20mm F4-5.6EX DC レビュー
2本目に買うレンズとして、マクロレンズを勧める人が意外と多いようですが、最近のレンズは近接撮影が出来るレンズが意外と多いので、無くても意外と困らないのがマクロレンズ。
一方で、望遠レンズと広角レンズというのは無いと撮れない物も多くてイライラすることも多いので、とりあえず広角から望遠まで揃えちゃう方が結局良い気がします。ダブルズームキットに、広角ズーム1本とかですよね。
ただ、ここで問題となるのは、広角レンズには安い物が無い事。望遠ズームなら1万円代から有りますが、広角ズームは4万円ぐらいはする訳です。キットレンズの標準ズームでも、頑張れない事は無いのですが、やっぱり物が入りきら無いストレスには耐えられず広角ズームの物色を始めました…
お寺の庭とか、お堂とか入らないんですよね…
実は、広角ズームを買うのは初めてでは有りません。はじめに考えたのは、m4/3のオリンパス 9-18mmをE-PL1に付けて2ボディー作戦。レンズを付け替えなくて済む便利さは有って、これもそんなに悪くなかったのですが、E-PL1の暗部表現力に限界を感じる結果にも…
そんなこんな有って、考えたプランとしては…
α57用に、以下のレンズのうち1本を購入する。
E-PL5もしくは、E-PM2
高感度での画質がかなり良くなってるとの事で、オリンパスのボディーを購入することも真剣に考えたのですが、春以降ぐらいに安くなったところをダブルズームキットを買えば良いかなと考えてボツ(というか保留)。
もともと持ってる9-18mm、新型標準ズーム(14-42mm)と望遠ズーム(40-150mm)を足せば9mmから150mmまでコンパクトなシステムで揃えられるので、かなり美味しいんですけどね…
TOKINA AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8
F値の明るさには惹かれのですが、他マウントでは後継機が発売されていて、コーティングが改良されてるそうなので、型遅れを買うのは微妙です。また5万+と値段が高く、重く、ズームの倍率が低いのでボツ。
屋外で、日中撮影するのに、それほど明るいレンズが必要無いのでは?と最近思い始めているのも影響しています。
室内で、テーブルを囲んでる人を撮影するのには便利そうですね。周辺部では顔が伸びたりしそうですが…
TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8と組み合わせると、中望遠までF2.8で揃えられるのは魅力的です。
TAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5
価格的にも差が無く、最後まで迷ったレンズですが、やや周辺解像度が低いようなので、シグマのレンズにしました。24mmまでカバーしているので、9-18と同様35mm換算で36mmまで行けるのはかなり魅力的では有ります。実際使ってみると、シグマ10-20mm F4-5.6はテレ端が不足気味に感じる事が有るので、周辺解像度を犠牲にして、TAMRON SP AF 10-24mmも有りだったかもなとは思っています。
広角ズームは9-18を買ったのが初めてだったので、35mm換算で15mmスタートのレンズは初めてです。実際使ってみると、地面から空まで画角に収められるので視界を丸々手に入れるような快感を味わえます。これで、引けない状況でも、とりあえず大きな建築物や、庭などを撮影出来そうですね。
テレ端がやや短く、24cmまでしか寄れないので、急に手元の小さいものを撮影しようとした場合に、どうしようもないのですが、そこはレンズを交換するしか無さそうです。
AFは、ボディーモーターを使用するので、それほど速い訳では有りませんが、広角レンズという性格から、それ程速いAFが必要な訳では無さそうです。特に困りません。
重さは僅かに重く感じますが、慣れの範囲かなとも思います。ただ、レンズフィルターの口径は77mmと大きく、フィルターの値段は高くなります。
この辺りは、重量やサイズはm4/3が圧勝な部分なので、APS-Cとは言えレンズが大きくなってしまなと実感します。m4/3の広角レンズは本当にコンパクトなので、それだけでも、選択の理由になります。
シグマ10-20mmを装備に加えた事で、広角・標準・望遠のズーム3本で、10mm~450mmとかなりの画角を得られる事になりました。プラスαの標準レンズで暗い場所で使うレンズを手に入れたので、とりあえずα用のレンズは揃った感が有ります。
付属の標準ズーム18-55mmは、やや平凡な絵になりがちな気がするので、標準ズームを外して標準レンズを持って行くのが最近の流行りです。意外と、標準ズームは使い方が難しいですね。
後は、マクロレンズとか、ポートレートレンズ、24mm F2.8程度の小型のレンズが欲しいところですが、24mmのレンズはシグマの大口径単焦点レンズしか無いのが寂しいところです。ペンタックスみたいに、パンケーキレンズが色々揃うと楽しそうです。
レンズの揃いで言えば、ニコンかキャノンなんでしょうね…
足元から、空まで入っちゃうのは、やっぱり気持ちいいです。ただ、画角が広いので、どっかに人が入ったりしやすいのが弱点です。
逆行では、角度によっては、派手にフレアが出るようです。チョット非ガラス系のレンズみたいです。こういった症状が頻繁に出るわけでは無くて、これ一度でした。
ケースとフードが付属しています。カメラバックを使用する場合、そんなに使わない気もしますが、まあ、オマケ程度に使ってもても良いでしょう。フードはバヨネット式で、迅速に脱着出来ます。
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