2013年カメラ選び！EOS 6Dを触ってみる
フルサイズの感触を今一度確かめる

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EOS 6Dを借りてみる

早いものでα57を購入して1年強経って、中途半場な後継機α58が出たりTLM終了なんて話が出たりと、めまぐるしく状況は変わってきています。そんな中、フルサイズのEマウント機が投入されるのでは？なんて話も出てきて、ちょっと情勢が変わってきましたね。

今まで、ミラーレスでフルサイズと言えば、バカ高いライカぐらいしか無かったので、これは大きな転機になるのではないかと思っています。

最初に登場するのは高級機との事なので、恐らく当分縁は無さそうでは有りますが、この辺りで、フルサイズは必要なのかどうなのか？を検証してみたいなと思います。

と言ってもフルサイズEマウント機は、しばらく触れそうに無いので、たまたま借りられたEOS 6Dで検証してみる事にします。

という訳で、初フルサイズ

まあ、当たり前だけど、結構大きい。大きさは良いとしても重さはズッシリと来ます。この重さのカメラは若いうちから慣れとかないと無理なんじゃないだろうかと思いながらも、今回は望遠ズームが無いので、タムロンの大口径ズームとシグマの35mmF1.4で行きます。

APS-Cだとレンズ3本、本体、ペットボトルが入るカバンにレンズ2本、本体しか入りませんでした。デジ一だから大きいのは有りますが、手にとって撮りだすと比較的レスポンスが良いのも有って、重さも忘れて撮れてしまう点は凄いですね。もちろん重さが軽くなる訳では無いですけどね。

どうしても２ダイヤルじゃ無いと操作しにくいとは思いませんが、ダイヤルやボタンが余裕を持って配置されているのは便利ですね。

上面液晶前のボタンで、ほとんどメニューを呼び出さずに設定を切り替えられます。

単焦点レンズとは言え、フルサイズ対応のものはかなりの重厚さが有ります。

暗い場所では相変わらず威力抜群

撮ってみて感じるのは、明るい場所ではそれほどメリットを感じられませんが、暗い場所での高感度撮影では物凄い威力を発揮しますね。多少画質を我慢すれば撮れない物は無いんじゃないかと思います。やや画質は悪くなりますが、ISO6400でも結構使えるものです。どちらかと言えば高感度耐性が低いα57と比べると、1.5~2段程度は強そうです。

後数年して、ISO12800まで常用で使えるようになれば、夜でも関係なく撮影出来るよになりそうです。

EOS 6DのAFは結構遅い

レンズがサードパーティ製だったのもあるのか、予想以上にAFが遅くて驚きました。動くものだと、そもそもAFが追わない事も多くて、動物や鳥を撮影するのはチョット難しいかもしれませんね。何だかEOSと言えばAFが速い印象だったのも有って、がっかりでした。考えてみれば当たり前ですが、フルサイズ機だからAFが速い訳ではないですよね。問題は搭載されているAFセンサーの性能と処理速度ですから…

AFが遅いからと言って動いてるものを撮れない訳では有りません。