デジカメ
ムービー
ドライブ
お花見 花の名所・観光スポット
ホーム > デジタルカメラトップへ > α57 2回目 DT35mm F1.8 SAM SAL35F18を購入
DT35mm F1.8 SAMは、焦点距離35mm(35mm換算52.5mm) F1.8のレンズ。スペックだけ見れば、昔からあるスペックがチョット低くて、激安の標準レンズですね。もちろん、F1.4クラスの標準レンズの方が写りは良いのでしょうが、そうそう高いレンズも買えないところへ、ちょっと手を伸ばせば届く価格なのが、DT35mm F1.8 SAMと言うわけです。
α57を買って、色々使っている内に、やはりもっと明るいレンズが欲しくなって来ました。トランスルーセントミラーのαシリーズと言えば、その高い連写性能が売りの一つな訳ですが、シャッター速度を稼げないと、動く被写体はブレてしまって、せっかく連写しても被写体を止めて撮影することが出来ません。
特に、今回α57を買った目的の一つは年老いた愛犬の写真をしっかり残す事。犬は中々じっとはしてくれず、絶えず動き続けています。唐突にあくびをしたり、毛づくろいをしたり、ともかくジッとしている瞬間というのは一瞬しか有りません。
これをカバーするには、α57の高い連射速度と、明るいレンズを組み合わせるのが一番手軽そうです。そして、忘れては行けないのがバリアングルモニターです。
ちなみに、キットレンズでもISO3200程度に上げれば撮影出来ない事は無いのですが、ISOは低い方が、ノイズが少なく綺麗に撮影出来ます。と言う訳で、もう少し(もっと?)明るいレンズで、ISOを少し下げて、シャッター速度を確保出来れば最高です。実際、3.5と1.8では2段ぐらい差が有りますから、かなり速いシャッター速度で撮影することが出来ます。
と言う訳で、α57の連射速度 8コマ/秒+DT35mm F1.8 SAM+バリアングルモニターで撮影出来るようになったわけですが、予想通り非常に撮影がしやすくなりました。ISOを1600に下げた上で、比較的速いシャッター速度で撮影することが出来るようになりました。もちろん、バリアングルモニターで、寝転ばなければ撮影出来ない程度の高さでカメラを構えられるし、やや遅いとは言えAFも効きます。
ピントについては、部屋がそれほど明るくない事も有ってか、AFが迷う事も結構有りましたが、まあ、この辺はあんまり期待してなかったので、合うまで待つか、MFで合わせれば良いでしょう。35mmとは言え、F1.8の絞りは被写界深度が浅い目なので、どこにピントを合わせるかは考えなければなりませんけどね。
少々心配していたのは、50mm相当となれば、室内で使うにしては画角が狭いので、大丈夫かなと思っていたのですが、我が家の愛犬がミニチュアダックスだったのあってか、特に問題有りませんでした。間近に寄ってくると、画角が狭いので、自分撮り状態で撮影し難い場合が有りますが、工夫次第な気もします。
一つ驚いた点としては、ピントリングです。被写体までの距離が書かれた部分が、実はピントリングなのですが、慣れていないのもあって違和感が有ります。DT35mm F1.8 SAMは、初めての交換レンズを想定しているのもあって、MF使用時の事などはあまり考慮されてないのかもしれません。もちろん、ピントリングに適度なトルク感とか、高級感は有りません。その辺は割りきって使うしか無さそうです。
レンズ先端はピントを合わ時に伸び縮みしますが、回転しないので、PLフィルターを使う場合などには便利です。
マウントは、当然プラスチックですが、これはE-PL1の標準ズームもプラスチックマウントでしたが、特に問題は出なかったので、大丈夫かと思います。
動くものには位相差AF使える一眼レフを!なんてアドバイスをよく聞きますが、結局、エントリークラスの一眼では、AFの性能に限界が有るようにも思います。AFは期待を裏切るかもしれませんが、レンズの明るさによるブレの防止は確実です。
最近は、ボケとか副次的な効果が重視されて、明るいレンズが暗い場所で速いシャッター速度を得るという基本的な事が蔑ろにされてる気がします。
別にαに限らず、どこのメーカーでも明るいレンズにはメリットが有りますがので、ズームでないと不便…とか、レンズ交換が面倒…とか言わないで、F2より明るい単焦点レンズを装備に加えてみて下さい。きっと良い事有りますよ!
キットレンズよりは、かなり背景がボケます。犬が、顔をクシャクシャにして、あくびしてる時は、一瞬一瞬で違う表情をしてます。こういう場合は、高速の連写がモノを言いますね。我が家の犬はAFの動作音が嫌いなようなので、MFで撮影する事も多いです。ミラーアップに伴う金属音も耳障りで嫌いなようなので、TLMのαにして良かったです。
近距離では、それなりにボケます。マクロレンズ程は寄れませんが、チョットした近接撮影には使えますね。
背景に光源が有っても、うるさい感じにはボケないようです。トンボなど虫を撮影する場合、それなりに接近する必要が有ります。
フルサイズの50mm標準レンズほどはボケませんが、ガサガサした感じにはボケないのは好感を持てます。ただボケの量が大きいだけでは、残念ですよね。
元々、F1.8と明るいレンズなので、ISOを1600程度に上げれば、少しぐらい暗くても平気です。暗い場所に弱いと言われるトランスルーセントミラーのαですが、さすがに一昔前のカメラやコンデジとは勝負になりません。個人的には、目くじら立てるほど弱いとも思いませんが…
トランスルーセントミラーは、30%の損失が有るなんて話も有りますが、もしそうでも、一段分の差は無いって事です。暗いズームレンズを諦めたほうが、よっぽど差が出ます。
照明が設置された屋台程度の暗さならば、苦もなく撮影出来ます。
ホーム > デジタルカメラトップへ > α57 2回目 DT35mm F1.8 SAM SAL35F18を購入
Amazonで購入!
デジカメ 動画編集 花の名所・観光スポット 旅行情報 HANGAR7
当サイトはリンクフリーです。