ドライブや、サイクリングから帰宅したら、出来るだけ間を置かずに、通ったコースの復習をしてみましょう、途中にどのようなものが有ったとか、地図で見るのと、実際にみたもののイメージの違い、実は、以前にも通ったことがあって、この施設はこのように表現されているのかとか何かの発見が有るはずです。
大人と子供では、理解力や観察力に差が有りますので、子供さんにナビを任せてドライブやサイクリングを行うのは、イライラする体験となる可能性が有ります。指示を出すのが遅かったり、右左が分からなくなって、反対方向を指示してしまったり、場合によっては、間違って曲がってしまう事も有るかと思います。ですが、ここで重要なのは、お子さんに地図を読めるようにすることで有って、目的地にたどり着くことでは有りません。一方通行の道路を逆走するなどは問題外ですが、子供さんの間違いに付き合ってあげる寛容さが必用です。
もちろん、復習の段階でも、子供さんに責任を問うのが目的ではありません。地図を読む読図能力を高めるのが目的ですから、その辺りを親御さんが理解して、適切に復習して、興味を掻き立ててあげなければなりません。
もしここで、子供さんの責任を問えばどうなるでしょう。子供さんは能力や経験の差から毎回失敗するでしょうし、毎回子供さんが悪いことになってしまうのは明白です。そんな不毛な責任論はこの際すべて諦め、バックアップに徹する心構えで挑んでいって欲しいものです。
都市部では、渋滞緩和のために、交差点などを立体交差化する傾向に有りますが、早い目に気付いて車線変更を行わないと、交差点を右左折出来ない構造となっている場合が多くなっています。
このような立体交差を組み合わせている道路は混雑していない限り車の走行速度が速く、地図上での距離感が狂ったり、気がつかないうちに、頭上を立体交差で通り過ぎてしまっている場合が有ります。また、高架道路の分岐で道を間違うと、とんでもない場所へ出てしまってもとの道に戻るのが困難な場合も多く、復習時に、違った道をえらんだばあいには、どこへ行ってしまったのか等を確認しておけば、次にその道を通った場合に、非常にスムーズにナビゲーション出来るはずです。
高架道路や立体交差の箇所については、復習でも重点的に見直しておくとよいでしょう。
子供さんにとって、道を覚えるためにただドライブするとか、サイクリングするのは、あまり達成感のあるものでは無いと思います。一度訪れた場所にルートを変えて複数回訪れるのもありですが、やはり、色々な場所を訪れ、様々なパターンの道路や地形に接する機会を作る必要があるかと思います。親御さんにとっても、慣れない道を走るのはストレスとなる場合も有りますが、ここは、自分自身も運転技術を磨くつもりで、是非様々なルートにチャレンジしていただきたい。
様々な場所へ行けば、親子共通の話題も生まれますし、ナビゲーションに慣れてくれば、子供さんも自分の役割に責任感を持って頼りになる同乗者に成長してくれると思います。
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