別に、ドライブやサイクリングをするときに予定通りの道を走らなければならない訳では無いのですが、ここでは、お子さんに地図を読めるようにするのが目的ですから、事前に計画した道路に従って、出来る限りいどうするようにしましょう。
最初は、幹線道路を中心に移動するほうが、交差点名などが、しっかり書かれていて現在地を把握しながら、移動するには便利ですが、幹線道路と言えども、ずっと真っ直ぐに建設されている訳では有りません。交差点で曲がっている事も有りますし、分岐している場合も有ります。分岐している場合には、事前に道路標識があるパターンが多いのですが、なぜか交差点で曲がっている場合には、案内している道路標識が少ないように思います。
交差点で、幹線道路が曲がっている場合に、よく見られるのが、L字型に設置された、国道や県道の案内表示です。道路わきにさりげなく立っているので、見逃してしまいそうですが、そういった標識に注意していれば、意外と見つけられるものです。しかも、慣れてくると便利なので、交差点を通り過ぎるときに、さりげなく道路わきの標識にも目を向けてみましょう。
通った交差点の名前を順番にチェックしながら進むと、地図を読むのに慣れていなくて、一時的に現在地を見失ったとしても、後で、通過したルートを確認出来ます。ルートを確認して、次に同じ道を通る時には、より効率の良い道順を選ぶとか、なぜ、地図で選択した道を通れなかったのかとか考えてみると面白いものです。
チェックするときに、誰かが悪いから道を間違ったとか、責任を追及するために復習するわけでは有りませんので、次の機会にお子さんが楽しんで地図を読めるように、復習するように心がけるべきだと思います。
これもよくあるパターンですが、幹線道路が集落の中を通っていたり、地形上の制約から、拡幅工事が出来ず、迂回路が建設されている場合が有ります。もちろん地域によりますが、こういった迂回路の建設は意外と頻繁に行われているようで、5年も経つと、地図とは違う道があちこちに建設されてしまう物です。たとえ、最新の地図で有っても、地図と実際の道路が一致しない場合は多いものです。しかも、旧道へは、迷い込みにくい構造とされている場合が多く、気がついたら、迂回路を走っているパターンの方が多いぐらいです。
大抵の迂回路は、少し先で旧道と合流しているので、心配有りませんが、地図と実際の道路との相違から混乱が起こって分岐点で選択を誤る場合が有ります。こういった場合には、地図よりも道路標識に優先順位を与えたほうが良いかもしれません。
道を間違ったら、そのまま進まずに一度止まって、現在地と、コースが修正可能かを確認するべきです。特に山中の道の場合は行き止まりも多く、Uターンできる程度のスペースが有ればよいのですが、無い場合は、延々とバックで戻らなければならない場合も多く、都会での運転に慣れたドライバーにとっては、肝を冷す経験となりがちです。
たとえ、行き止まりで無くても、離合困難な道路は初心者には厳しいものです。慣れてしまえば大丈夫なのですが、地図に離合困難などと注意書きがされている場合には、まだ道路が広いうちに戻るべきです。山中での脱輪は悪夢でしかありません。
もし、間違った道路が問題なく通れそうなのであれば、お子さんとコースを確認したうえで、先へ進むのも良いでしょう。
一つ前の項目でも述べましたが、山道というのは、意外と行き止まりの道路が多く、歩いてならば、越せるが車では無理というパターンが多く存在します。むしろ、山は幹線道路でしか越えられないと思っておいて間違いないほどです。同じように、知らない集落に迷い込むのも危険が多く、車一台が通るのがやっとの、道路に直角のコーナーが連続している場合も多く、要らない神経を使うハメになる場合も多く有ります。地域にお住まいの方にも迷惑がかかりますので、むやみやたらに集落へ進入するのは止めましょう。
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