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作品作りをするためのカメラであれば撮影する条件を選択出来るが、記録や家族のスナップ撮影ともなると条件を選べない場合が多い。夜景を見に行く事もあるかもしれないし、キャンプの夜を撮影したいと思うかもしれない。また、子供のお誕生日会にキャンドルの灯りだけで撮影しなければならない場合も有るだろう。このような状況で、暗い場所に強いカメラを選んでいれば、快適に撮影が行えるはずだ。
さて、少しカメラに強い人であれば、暗い場所に強いカメラと言えば手ぶれ補正や、高いISO感度の設定を持ったカメラと思う人も多いのではないかと思う。暗い場所での撮影では、有効な光量を確保するために、比較的長時間の露出となりやすい。このため手ぶれが起こり易く、像が流れて撮影されてしまう失敗が起こりやすい。その手ブレを軽減してくれる機能が、手ぶれ補正だ。非常に有効な機能では有るが、シャッター速度を引き上げることは出来ないので、動いている被写体はやはり流れて撮影されてしまい、上手く撮影することが出来ない。被写体ブレと呼ばれる現象で、記念写真のように被写体がほとんど動かない場合には有効な機能と言える。
また、手ぶれ補正が搭載されていないカメラであっても三脚を使用すれば手ブレは起こりにくいので、手ぶれ補正を上回る効果を発揮出来るのも確かだ。手ぶれ補正が有効となるのはあくまでハンディーで撮影している場合だけだ。
高ISO感度は、撮像素子によって光から変換された電気信号を増幅する事によって、明るい画像を得るための機能だ。ISO感度を上げると速いシャッター速度を使えるので、手ぶれと被写体ぶれを防げるが、ノイズが増えてザラザラとした質感となってしまう場合が多く、高いISO設定は非常時の緊急避難的な機能といえる。最近では、ISO3200といった、非常に高い感度でも常時使用できるカメラも登場しているようだが、このような機能を搭載しているカメラは基本的に一眼レフのみとなっている。徐々に、高感度に増幅した場合のノイズ感は改善される方向になり、将来的には相当の感度アップが可能なカメラが登場する物と思われる。
上記二つの機能は、非常に有効な機能ではあるが、根本的な解決を図るには開放f値が小さく明るいレンズを搭載したカメラを選ぶしかない。コンパクト化を追求したカメラではレンズの口径も小さく集光能力も低いので、限界は有るが、出来る限り明るいレンズを選択することは非常に有効な手段と言える。
明るいレンズは手ぶれ補正や、高感度のISO設定にも悪影響を及ぼすことは無いので、これらの機能と組み合わせる事によって、さらに暗所での撮影をサポートしてくれる。
また、大きなサイズの撮像素子は受光面積が広い事もあり一般的に暗所に強い特性を持つ。しかしながら、大きな素子を搭載するにはどうしてもカメラ本体やレンズのサイズが大型化してしまう難点を持つ。さらに、大型の素子を搭載するカメラでは高倍率で小型のレンズを開発することが難しく、APS-Cサイズの素子を搭載したコンパクトカメラでは、広角~標準の単焦点レンズを搭載するパターンが多くなっている。
一眼レフでは、レンズの交換が可能なため、この限りでは無いが35mmフルサイズの素子を搭載したカメラでは、広角から超望遠までを一本でカバー出来るような高倍率のレンズは実現が難しい。
明るい望遠レンズというのは開発が難しいジャンルで、超望遠と明るいレンズを両立することは難しい。一眼レフで有れば、35mm換算で、50mm前後の標準レンズに最も明るいレンズがラインナップされている場合が多い。コンパクトカメラでは、この限りでは無いが、一般的に超望遠のレンズを搭載した機種はレンズが暗い場合が多い。
明るいレンズと、感度の高いフィルムを利用する方法は以前から使われてきたし、デジタルカメラに変わってからは、電子回路上で電子的に感度を増幅する方法が取られてきた。これに手ぶれ補正が加わって、暗い場所でも三脚無しでの撮影が可能になってきていることはやはり大きい。狭い場所で三脚を立てるのはやはり難しいし、大仰な撮影スタイルが良しとされない場合もある。そういった状況で、このような機能が非常に威力を発揮するのは、考えるまでも無い。
高倍率のズームレンズも良いですが、明るいレンズもラインナップに加えてみてはいかがですか?
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