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ホーム > デジタルカメラトップへ > 光学ファインダーは必要か?
現在、私が使用しているコンパクトデジカメは、パナソニックのLX-3。コンパクトデジタルカメラの中では、比較的マニュアル操作を重視し、一通りの機能はついていて小型なので重宝する。このカメラには、オプションでアクセサリーシューに取り付けるタイプの光学ファインダーが用意されているが、本体には背面に大型の液晶モニターが装備されているだけで、ファインダーレスなカメラだ。
実は、ファインダーレスなカメラを購入するのは、今回のLX-3が初めての経験となった。それまでに使用していた、FinePix S6000も液晶ビューファインダーとは言え、ファインダーを装備していたし、それ以前のカメラは全て光学ファインダーを装備していた。転機となったのは、職場で使用している、小型のハンディーカムに装備されている液晶モニターの性能が非常に高くなっていたからだ。それ以前から、ビデオカメラの業界では、小型の機種を中心に、ファインダーレスな機種が登場していたが、当初は懐疑的な目で見ていた。
以前の機種では、直射日光が当たるような条件では、液晶モニターなど見えないのが、お決まりのパターンだったからなのだが、技術の進歩は凄いもので、直射日光が当たっていても何とか使用可能なレベルに達しているのが、現在の状況だ。
このため、LX-3を購入するに当たって、カメラ背面の液晶モニターのみで大丈夫か?は一抹の不安は有ったが、現行機種で、明るい液晶モニターを搭載した機種では、光学ファインダーが無くても困ることは無い。購入当初は、オプションの光学ファインダーの導入も考えていたが、使用しているうちに、実用的なメリットは殆ど無いのではないか?と考えるようになり、ついに購入には至らなかった。
では、光学ファインダーの搭載には、もはやメリットが無いのだろうか?これについて、私なりにに考察してみた結果だが
以上4点が、私が考えた、光学ファインダーのメリットである。もちろん非常に偏った意見では有るが、公正な評価については、他のサイトでも考察が行われていると思われるので、ここでは、私の偏った意見に基づいて解説を進めたい。
ちなみに、欠点としては
等が考えられるが、ローポジション時には、ピクニックシートでも広げ寝転がればよいし、ハイポジション時には、脚立を使用するのも有りだと思う。結局のところ、光学ファインダーのメリットしては、安定したフォームで撮影出来る事と、クリアで液晶と比べると圧倒的に解像度の高い像を見られる2点が最大のポイントと言える。
最初に述べたことでは有るが、私は光学ファインダーの機能的な利点についてはもはやその役割を終えていると考えている。声高に光学ファインダーの無いカメラなど!と主張するのも良いのだが、もはや機能的には、カメラ背面に取り付けられた液晶モニターでも十分撮影出来る。
しかし、光学ファインダーを搭載したカメラが無くなってしまう事については、残念さが有って、やはり、光学ファインダーを覗いて撮影するスタイルの方が様になるし、なんと言ってもレンズ越しに見た像というのは美しいものでだ。あまりの美しさに、ハッとさせられる。
この感動を光学ファインダーを使った事が無い人には分からないのかと思うと少々可愛そうに感じられる程なのだが、これには、もう一点条件を追加したい。1回目に紹介したファインダー倍率の問題だ。マニュアルでピントを合わせられないような物や、はるか彼方に小さく結像しているかのような、光学ファインダーならば、趣味性を満たす魅力が無い。視野いっぱいに像が投影されるようなファインダーであってこそ感動を満たす事が出来るハズだ。
合理的な、理由で光学ファインダーを覗くのではなく、趣味でファインダーを覗いて撮影しているのだ!それが、高尚な大人の趣味なのだ!と主張して是非ファインダーを覗いていただきたい。
と言う訳で、私の結論は・・・
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